もしかしたら無意識のうちに歯の治療を遠ざけようとしているのかもしれません。
歯の治療に「痛い」というイメージを持つ人は多いです。
でもだからといって歯のトラブルを先延ばしすることは、絶対良いことではありません。無意識的に歯の治療を遠ざけているとすれば、原因に気づいていない分だけ更に問題は深いです。「忙しくて時間が取れない」「当面は我慢できる」・・・自分にとって心地の良い「先送り」の口実に納得していると後悔するのは自分ですよ。
多くの人が歯の治療に「痛い」イメージがあるのは事実です。もしあなたが小さい頃に虫歯治療を受けたことがあるなら、それがトラウマのように残っているのかもしれません。歯の治療というと「キーン」という独特な高音を思い出し「痛みに対する恐怖感」がよみがえるというものです。しかし、その恐怖感はおそらく子供のころに感じた記憶であって、もし大人であるあなたが同じ治療を受たならそんな恐怖はないはずです。
また「歯の治療」で人から聞く話には「痛い」話が多いです。「痛くない」歯の治療の話ってしゃべっても面白くないですし、聞いてもすぐ忘れます。親知らずを抜いた話など、「痛かった」時の話があなたの中でどんどんイメージを作っていくんですね。
とはいえ、一度定着したイメージは簡単には払拭できないかもしれません。でも、歯の治療を先延ばしするのは問題です。では、どうする?
「無痛治療」という言葉を聞いたことはありますか?「無痛治療」を目指しこれをアピールする歯科があります。「歯の相談はしたいけど、治療で痛いのは勘弁・・・」という人は無痛治療を重視している歯科に相談してみるというのも一つの手でしょう。
歯や歯の周りのトラブルは放っておくこと自体が問題です。もし「治療時の痛み」が原因で先延ばししているのであれば、「無痛治療」について相談してみましょう。少しでも早くトラブルに対処することは、歯の治療やその後の生活にとって重要なことです。
ところで歯の治療では幾つか選択肢があることが多いです。従って、きちんと相談に乗ってくれて、きちんと分かりやすく説明をしてくれる歯医者さんがいる治療機関を選ぶことも大切です。